トヨタビックセダンでJZエンジンの後継モデルとなるGRエンジン、もちろん当社でも取り組んでおります!
4DrFRで室内も広く、ファミリーユースで使えながらチューニングを楽しめる
車はやはりトヨタならでは!
2GRは3.5Lの排気量を持ち十分に速さを体感できます!以前当社でもTESTしたZ33
のVQ35よりパワーがあり重量級のボディーを気持ちよく加速させます!
ノーマルでも十分楽しめる車ですが、チューニングにも素直に応えてくれます、最近の車両で例にもれず、
燃費向上の為、実用中間回転域でのトルクの谷意図的にがあり、ECUのセッティングだけでも
改善される要素が多くあります!
ボディーも素晴らしい性能が隠されており、車高調のSETで気持ち良くサーキット走行が楽しめます、
ここまでは悪い所が無いように思える車ですが、チューニング、スポーツ走行がレベルアップしてくると問題が出てきます!
まずはAT!燃費向上が現代の掟ということで、AT自体でもさまざまな妥協点が存在します。
フリクションを減らす為、低粘度のATオイルが使用されています。
それに伴ないせん断性能の出しやすいオイルが使用不可(無理に使用するとシフトフィーリングの悪化)となり、サーキットの連続走行に耐えることが難しいいです!
当社ではファーストステップとしてATFを粘性抵抗を減らしつつせん断性能が
安定しているオイルを使用しております。
その後は大型のATFクーラーを使用し出来る限り、オイルの性能を
落とさないよう油温を安定させます!
当社TESTではノーマルE/Gではサーキット走行で問題なかったのに、スーパーチャージャー装着で走行した所、あっという間にブローとなりました!
その後、ATFとATFクーラーを装着して真夏でも連続走行が可能となりました。
次にスーパーチャージャーをHKSのつるし状態から現車セッティングを行いノーマルからプラス100PSで6MTへと変更し駆動系の不安を解消いたしました、そうするとお次はE/Gブローです。
TESTの結果、2UR、GR系のピストンは一つあたり約60PS、6気筒で360PS程度までの強度しかありません。
この辺りがJZと違う所でJZは1気筒100PSで600PS程度までの強度を持っていました!
そこで当社は鍛造ピストン&H断面コンロッドを製作し、今後予想されるさまざまなチューニングにも耐えうる
E/G内部の強化をはかりました、これによりHKS製スーパーチャージャーにて400PSオーバーが可能となりました!
今後も多くのTESTを重ね大人が楽しめる羊の皮を被った狼を製作していきます!